白馬三山縦走(2日目)


天狗小屋(6:45)〜不帰キレット(8:00)〜一峰の頭(8:30/45)〜二峰北峰(9:25)〜唐松岳(10:30/45)〜唐松岳頂上山荘(11:10/15)〜八方池(12:20/13:15)〜リフト(14:00)


 去年の西鎌尾根がシュラフ1枚では結構寒かったので、ダウンの防寒着を持ってきたのですが、今回は非常に暖かく下半身だけシュラフに突っ込んでれば余裕で寝ることが出来ました。一方、夜中は非常に風が強く、適当に止めておいたテントの張り綱が緩んだので、夜中に直す羽目になりました。また、ヘッドランプが壊れてしまうなど、何かとトラブル続きの幕営でした。暗闇の中で食事は出来ないので明るくなってから起床し、出発は6:45となりました。



唐松岳への稜線


 天候は非常に良いものの、日本海側から強い風が吹いていて体感気温は低く感じました。右手に剱・立山連峰を眺めながら、しばらくは気持ちの良い稜線を歩きます。天狗ノ頭を過ぎて天狗ノ大下りから鎖場が始まり、不帰キレットへと入っていきます。



天狗ノ頭から不帰キレット


 一応は難所ということですが、白馬岳からだと鎖場は登りが殆どなので、雨でも降ってなければ問題となるような所は全く無かったですね。渋滞も特に無く2時間少々で通過しました。



二峰を望む


 唐松岳山頂は八方尾根経由のハイカーであふれており、これまで歩いてきた稜線とは隔絶の感がありました。



唐松岳山頂


 小屋の前で行動食を頬張った後、八方尾根から下山。途中、八方池で小休止をしていたら、観光客の御婦人に話しかけられて30分程話し込んでしまい、リフト乗り場に着いたのは14:00になってしまいました。リフト〜ゴンドラと乗り継いで15:00頃に駐車場に到着。ガーデンの湯で汗を流して、食べログで検索した大法院で蕎麦を頂いて帰宅の途に着きました。


 帰りはR406で鬼無里から長野市に抜けたのですが、上信越道・中央道ともに大渋滞でした。色々迷ったあげく、長野道〜中央道で大月ICまで行き、R139で奥多摩に抜けて青梅ICから圏央道〜関越道で帰りましたが、これはあまり短縮にはならなかったかな・・・


 日程短縮のため、唐松岳五竜岳鹿島槍までブランクが出来ちゃいましたが、これは来年の課題ということで。装備を軽量化し体調が充実していれば、猿倉〜扇沢を2泊3日というのも無理じゃない気がしてきましたので、次回はこれを試してみようかな。