はやぶさ、お帰り!

 36歳のおっさんがこんなことを言うのもなんですが、切なくて目から涙が溢れています。ライブ映像を見ていましたが、やはり最後に「はやぶさ」本体が大気圏突入で燃え尽きてしまうのは、辛すぎるものがあります。カプセルが無事に回収され、一粒でもイトカワの塵が入っていることを祈念しています。


 そして、7年間もの長きにわたり数多くの困難を乗り越えて地球に帰ってきた「はやぶさ」とJAXAのメンバーに心から敬意を表したいと思います。科学技術って夢と希望を与えてくれるものだと再認識しました。イトカワに着陸した時に「はやぶさ」を知ってから、その一挙手一投足に興奮する少年のような自分がいました。きっと多くの子供たちが同じ気持ちになったでしょう。宇宙開発なんて(民主党的に言えば)意味のないものかもしれませんが、このワクワク感こそが「理系離れ」を防ぐ鍵なんじゃないでしょうかね。金融業界に働く身としては、宇宙開発に貢献できることはあまりありませんが、航空宇宙産業はやはり国の基幹産業としてしっかり保護していかねばと考えています。


 次は「あかつき」と「イカロス」か・・・ 兄貴の遺志を継いで頑張ってくれよ。