マーブルセルフィンプレコ


 石巻貝の投入後、季節的に水温を20℃以下に抑えていることもあり、壁面の茶ゴケは全く発生しなくなりました。その後、メイン水槽に3個投入した石巻貝のうち1匹が★となってしまったため、水換えの頻度を落として水槽内を意図的に富栄養にして、茶ゴケの繁殖しやすい状態を作ってみたのですが、逆にアヌビアスの葉の表面に生えるヒゲ状苔が酷い状態に・・・ 3匹いるヤマトヌマエビはそのような食物には無関心で、一向に食べてくれる気配がありません。もちろん木酢液で除去する方法もありますが、生体飼育のバリエーションを増やすことも考えて、オトシンクルスを投入することに。水温も上昇してきていますので、無理なく導入できるものと判断しました。


 近所のホームセンターでは、あいにくオトシンは売り切れ状態で入手できず、替わりになるような魚を物色していると、アマゾンソードに噛り付くマーブルセルフィンプレコを発見しました。もしかしたら、こいつならちょっとは役に立つかもと思い2匹780円で購入、5cmに満たない幼魚の個体でした。セルフィンプレコは最長50cm近くまで大きく育つとのことで、今の45cm水槽では完全に容量オーバーですが、そこまで無事に育ってくれるのだったら、喜んで水槽のアップサイジングをしようと心に決めて購入に踏み切りました。


 早速家に帰って慎重に水あわせして、メイン水槽に投入。プレコは夜行性らしいので、観賞魚としてはどうかとは思いますが、よく見るとブサかわいくて愛嬌がありますね。残りの懸念事項はエサか・・・ さすがにコケだけじゃ餓死しちゃうでしょうから、キョーリンのひかりクレストプレコ用タブレットを買ってきたのですが、上手く餌付いてくれるかなぁ。しばらくは試行錯誤ですね。