北ア・槍ヶ岳〜西鎌尾根(2日目)


槍平小屋(5:23)〜分岐(7:15)〜飛騨乗越(8:50)〜槍岳山荘(9:10/9:30)〜槍ヶ岳頂上(10:10)〜槍岳山荘(10:40/11:10)〜千丈乗越(11:40)〜双六小屋(15:05)


 薄いシュラフと薄いフリースという装備でOKかと思いきや、朝方はさすがに結構冷え込みました。4時過ぎに起床して定番のラーメンで朝食を摂り、夜明けと共に出発。飛騨乗越へのジグザグ急登に入ると、所々に霜柱が立っており、わかに風も強まって体温が急速に奪われましたので、雨具を着込んでの登高となりました。稜線上は日差しが暖かく、夏に逆戻りしたような陽気でした。



槍の穂先


 槍岳山荘に荷物を置いて、デジカメだけをポケットに入れて頂上を往復しましたが、かなり混雑していて往復に1時間以上かかりました。



槍ヶ岳頂上


 槍岳山荘でカレーライスを昼食として食べた後、西鎌尾根の下りに取り掛かりました。それなりに登山者はいるものの、山頂の賑わいとは隔絶の感で、最後まで静かな道中となりました。千丈沢乗越まではサクサク進んだのですが、硫黄乗越を越える辺りからはさすがに疲れて足取りが重くなりました。双六小屋手前の樅沢岳の登りではすっかり足が前に進まなくなり、最終的にはコースタイム通りの時間がかかってしまいました。



北鎌尾根〜槍ヶ岳の稜線



西鎌尾根を振返る



硫黄尾根と湯俣川源流


 15時過ぎに双六山荘に到着。本日は時間も早かったですので、まずは小屋の生ビールで乾いた喉を潤しました。小屋の方は「布団1枚を2名でシェアする」くらいの盛況だったようですが、テン場の方は未だ余裕がある状態でした。本日の夕食はアルファ米とレトルト牛丼をメインにしました。団体客も多くてテン場も騒々しい状況でしたが、19時前には早々に眠りに落ちました。