ユーロ涙目


今週に入ってから、またマーケットは荒れてきましたね。NY株安から国内株安への連鎖もきつくて、今日もザラ場で安値更新なのですが、ヘッジファンドなどのレバレッジ下げが進行中ということで、当分は仕方の無いですね。それよりも、いよいよユーロ圏が炎上し始めましたね。円は全面高の展開なのですが、ここ2日は対ユーロでの円高が結構激しくなっています。ユーロのコアは比較的早急な金融安定化策を打っているのですが、周辺国が何とも・・・


ポーランドチェコハンガリーあたりがかなりシビアで、下手したら国債でもノービッドになりかねない惨状ということで、誠に遺憾の極みです。
ハンガリーなど昨日3%!の利上げ!という暴挙を行っておりました。(ちなみに政策金利は11.5%です。)将来的なユーロ加盟の道筋が見えつつあったので、擬似先進国として投資が行われていましたが、内実は・・・ やっぱり新興国かと。


翻って、わが国の債券市場はといいますと、市場参加者が絶賛激減中ということで・・・ 株安なので一応金利低下が進んでいるのですが、債券先物出来高は20,000枚台で低迷しており、活気があるとは決して言い難い状況です。物価連動国債変動利付国債財務省によるテコ入れ策が提示されたのですが、市場の反応はイマイチですね。


今週は通常の仕事に加えて、営業活動に従事させられていましたので、どっと疲れました。
ようやく週末でゆっくり休養したい所ですが、今週末は家族サービスかなぁ。