上越・湯檜曽川本谷(1日目)

一ノ倉沢出合(6:15)〜武能沢出合(7:15/7:45)〜十字峡(9:15)〜40m大滝の上(13:00)〜二俣(14:00)


前日は10時30分に新宿で皆をピックアップし、ほぼノンストップで水上へ。
一ノ倉出合で眠りについたのは午前2時。来る前から微妙に体調が悪かったのですが、
「明日5時起きだから」という会代表のお言葉に絶望しつつ、眠りに落ちました。
若干寝坊して5時半に起床しましたが、やはり体調は最悪でトイレで吐きました・・・
とはいえ、谷川岳までドライブしに来たわけではないので、何とか装備を整えて出発。



新道からの湯檜曽


新道経由で武能沢出合へ向かい、小一時間で到着。沢装備を装着していると9人パーティー
追いつかれたが、先行して出発。魚止め滝の手前で、さらに3人パーティーを抜いてトップで入渓。
魚止め滝は最初の一歩が悪いのですが、会代表が率先してリードされたので、ありがたくフォロー
させて頂きました。



廊下のような淵


白樺沢を越えると、ナメ&小ゴルジュという感じとなります。水量は少なめでしたが、トロ場で
ワンポイント泳いだ他は、基本的にヘツリつつ進みました。美しい30mナメ滝を越えると十字峡
となり、その後も快適な小滝が連続します。続く20m抱返りノ滝はとても直登できそうになく、
右岸のヤブを高巻きましたが、足場が悪くてかなり疲労しました。滝上で小休止。

七ツ小屋沢を分けて本流を進むと、10m垂直滝とそれに続く釜のある二段滝・40m大滝と続きます。
10m垂直滝は難しいとのことでしたが、左岸の小ルンゼ上から簡単に巻くことができました。
その次の2段滝は、細かいホールドを拾いつつK嬢がリード。Kさんはこの滝が一番
恐く感じたそうです。大滝は中段までフリーで登り、左壁をIさんがリードし、途中の潅木を
ビレイ点にして、落ち口まで私がトラバース。ロープを出したが、よく踏まれた踏み跡でした。



40m大滝


その後も10m前後の滝がいくつか続きますが、技術的な困難さは無く、1時間程で二俣に到着。
14時で少し早かったが、雨の心配も無いことから、ここでビバークを決定。早々に宴会に突入
しました。16時くらいから後続パーティーが続々と到着し、にぎやかなビバークサイトとなり
ました。その後、日没と共に早々に就寝しました。